美瑛の青い池
北海道
美瑛町
北海道美瑛町の白金温泉地区にある「青い池」は、世界的に有名な撮影スポットです。水面が青く見える不思議な池で、立ち枯れたカラマツが幻想的な雰囲気を作り出しています。
この青色は、近くの白ひげの滝から流れ込むアルミニウムを含んだ水と、美瑛川の水が混ざることで生まれる微粒子が原因と言われています。季節や天候によって青の深さが変わり、訪れるたびに違う表情を見せます。
撮影のヒント
青い池を撮るための、いくつかのコツを紹介します。
時間帯の選び方
撮りたい写真のイメージに合わせて、訪れる時間帯を選びましょう。
- 日中(晴天時): 水の青さを最も際立たせたいなら、太陽光が強い日中の時間帯がおすすめです。
- 早朝: 幻想的な雰囲気を狙うなら、朝霧が発生しやすい早朝がチャンスです。ただし、冬の早朝は路面凍結のリスクが高いため、運転に不慣れな方は日中を選ぶのが安全です。
PLフィルターは必須
PL(偏光)フィルターは、水面の反射を抑えて青色を際立たせるために必須のアイテムです。
構図の工夫
- 両サイドを見る: 駐車場から池へ向かう橋の上からは、上流側と下流側の両方の景色が見えます。下流側も違った魅力があるので、必ず両方を確認しましょう。
- 抽象的に切り取る: 立ち枯れた木の映り込みや、水の青と背景の木々の色彩だけで画面を構成すると、抽象画のような作品になります。
スローシャッターのテクニック
三脚が使いにくい橋の上では、欄干に腕を固定して手持ちのスローシャッターを試す方法もあります。カメラの手振れ補正機能を使えば、2~3秒程度のシャッタースピードでも撮影が可能です。
アクセス情報
冬のアクセスと運転の注意点
12月~3月の美瑛は、路面が凍結し非常に滑りやすくなります。自家用車の場合、スタッドレスタイヤは必須です。運転に不安があれば、JR美瑛駅からタクシーを利用するか、白金温泉に宿泊して徒歩で訪れるのが安全です。
電車・バスでのアクセス
- 起点駅: JR「美瑛駅」
- 美瑛駅前から道北バス「白金温泉行き」に乗車し、「白金青い池入口」で下車後、徒歩約10分です。
車でのアクセス
- 旭川市街から約1時間、富良野市街から約1時間15分です。
- 駐車場: 有料駐車場が整備されています。
基本情報
項目 | 内容 |
名称 | 白金 青い池(しろがね あおいいけ) |
所在地 | 〒071-0235 北海道上川郡美瑛町白金 |
見頃の目安 | 四季すべて(夏は緑、秋は黄葉、冬は雪と氷) |
料金 | 見学無料(駐車場は有料) |
問い合わせ | 美瑛町観光協会 |
関連サイト | 美瑛町観光協会公式サイト |